GW自己研鑽プログラムのすゝめ(三重編)

ゴールデンウィークは、長期の休暇でありながらも、ただの“骨休め”で終わらせてしまうのは惜しい時間です。
むしろこの期間こそ、日常業務では得られない「自分自身を磨く旅」を設計することで、社員一人ひとりの人間力や視座を引き上げる絶好のタイミングとなります。

三重県は、伊勢神宮をはじめとする信仰の地であり、豊かな自然・海・山・文化が凝縮されたエリアです。心を整え、感性を刺激し、人間としての芯を育てる。そんな自己研鑽を後押しする要素が詰まった地域です。

“心の原点”にふれる:伊勢神宮から学ぶ姿勢と志

日本人の精神的支柱ともいわれる伊勢神宮。
ただ観光するのではなく、「感謝」「謙虚」「奉仕」というキーワードで自分を見つめ直す機会とすることで、日々の仕事に対する姿勢や価値観が深まります。
また、早朝の参拝やおかげ横丁での地元交流は、静かな学びと活力をもたらしてくれる可能性があります。

「お参り」するだけでは仕事のモチベーションは変わらないかもしれません。ただ、ここに記載したのは理由があり、自分自身で決めて何かを宣言する。(今回は心の中の宣言ですが)宣言することで、潜在意識に刷り込まれるので、伊勢神宮でなくとも、宣言をする場を設けてはいかがでしょうか。

忍耐と鍛錬の象徴:熊野古道ウォーキング

世界遺産・熊野古道は、かつて多くの修験者や庶民が歩いた“祈りの道”。
この道を実際に歩くことで、自然との一体感や、自分の内面と向き合う時間を得ることができます。長い行程を歩き抜くことで得られる「達成感」は、まさに現代の修行とも言える体験です。

筆者も経験はしてないので、どれほどのものかはわかりません。ただ、そういった大変なことを乗り越えることができる人材づくりをしていかないといけないとは感じています。

海と共に生きる:志摩のリアルを知る学び

志摩半島では、海女文化や真珠養殖など、自然と共生しながら独自の生き方を貫いてきた地域社会があります。
実際の漁村訪問や体験型ワークショップを通じて、“効率や利益だけではない”生き方や仕事観に触れることで、働く意味を多角的に捉えなおす機会になります。

たとえ、新入社員だとしても、お金をもらっている以上プロとしての自覚が必要です。こういった地域特有のものに触れることで、プロとしてどんな心構えが必要かかんがえてもらうきっかけにできることでしょう。

なぜ三重での自己研鑽が有効なのか?

  • 「精神性」「自然との共生」「職人技」が同居する稀有な土地
  • 観光地ではあるが、学びの“静けさ”や“深さ”がある
  • 五感や身体を使った“実体験”が、記憶と行動変容につながる
  • 働く意味や原点に立ち返るには、まさに最適な場所

社員の“内面”を育てるのは、非日常の学び

社員教育と聞くと、つい「スキルアップ」「プレゼン力向上」などの“外向き”なテーマに偏りがちです。
しかし、本当に社員を支えるのは「内面の軸」や「人としての深み」であり、それは三重のような“心の学び”ができる土地でこそ磨かれます。

企業としてこのような自己研鑽を推奨することで、「うちは人間性も育てる会社だ」というメッセージが社員に伝わります。
そして何より、そうした経験を積んだ社員は、目の輝きが変わります。

お問い合わせ


株式会社SecondEffort

月~土曜:9時から18時

\ お気軽にご相談ください /