夏インターンの準備すぐにしましょう!

「うちの新卒採用は、年明けの冬から本格始動だ」
「夏のインターンって、大手しか来ないのでは?」

そんな声をよく中小企業の採用担当者様からお聞きしますが、現実の新卒市場は今、大きく変わってきています。

学生の動き出しは以前よりも早く、「3年生の秋ごろには志望業界を決めてある」人が非常に多いです。
つまり、夏のインターンを設計する=採用活動のスタートを切るということに他なりません。

なぜ“夏”が重要なのか?

経団連のルールが形骸化し、就職ナビサイトのプレエントリー受付は6月以前に本格化しております。
多くの学生が、夏に接点を取った企業へのアプローチをしております。行動を取るようになりました。

そのうえで夏が重要な理由はいくつかあります。

  • 大学は長期休暇に入るため、学生の動きやすさがピーク
  • 学生にとって初めての就職活動(企業接点)となり、印象に残りやすい
  • 早期に接点を持てると、秋以降の説明会・選考に呼びやすい

つまり、夏のインターンは「母集団形成」だけでなく、「志望度を上げる=本選考直結」に繋がる重要な起点だといえるでしょう。

まだ間に合う!中小企業の夏インターン準備スケジュール

では、現時点(6月初旬)からでも企画できるでしょうか?
答えはYES。ただしスピードが非常に大事です。

目安としては、以下のようなステップで進めましょう。

  1. 6月上旬:実施概要・日程を決定
     →「1day」「3日間」「業務体験あり」など内容方針を決めます。
     →日程候補は、8月上旬・下旬の2回開催など分散型も有効です。
  2. 6月中旬:広報原稿の作成とナビ掲載申請
     →マイナビ・リクナビ・学校とのつながりなど広報経路を選定。
  3. 6月下旬〜7月上旬:エントリー受付・選考
     →参加学生の選定。定員管理や事前課題なども検討。
  4. 8月実施本番・終了後アンケート回収とフォロー設計

このように、6月中に「設計+広報スタート」を切れれば、夏開催に間に合います。

インターンの企画内容

最近の学生は、ただ話を聞くだけの「説明型」インターンシップでは採用に直結しません。
弊社が支援してきた成功事例では、以下のようなポイントが共通しています。

リアルな業務体験

製造業なら、実際の現場見学+簡易作業の模擬体験、企画職なら、商品企画や提案プレゼンワークを体験してもらい、しっかりとフィードバックすることで、学生に“自分が働く姿をイメージさせる”仕掛けが重要です。

フィードバックや面談を通じて、自己分析やキャリアのヒントを提供 「この会社のインターン、行ってよかった」と思わせる設計がカギです。

社員交流

  • 若手社員との座談会や、先輩の1日密着報告会など、会社の空気や価値観に触れる機会が、「志望度」に直結します。

よくある誤解:「うちに来るわけがない」というあきらめ

地方・中小企業ほど、「どうせうちに応募してこない」と諦めてしまいがちです。
しかし、弊社で支援した建築業界のインターン(愛知県)では、全国からの参加があります。

ナビサイトだけでなく、大学キャリアセンター・ゼミ紹介・SNSなど、母集団形成のための導線を広く張ることで、意外な出会いが生まれます。

弊社ができる支援

株式会社SecondEffortでは、中小企業のインターンシップ設計・運営を次のような流れで支援しています。

  • 実施目的に合わせたインターン内容の企画立案
  • 採用ターゲットに応じた広報戦略設計
  • 若手社員・現場社員を巻き込む社内研修と役割設計
  • 本番当日のファシリテーター代行
  • 終了後のフォロー(学生との接点継続方法の提案)

「何から手を付けたらいいか分からない」「日程や内容がまだ未定」という企業様でも問題ありません。
この6月、夏に向けた最初の一歩を、ぜひ一緒に踏み出しましょう。

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