ミドル世代の転職状況活発化

リクルートが2025年3月25日に発表したプレスリリースによると、40~59歳のミドル世代の転職者数が過去10年間で約6倍になっているようです。特に50代の転職者が顕著であり、かつての「35歳転職限界説」は過去のものとなっています。(c) Recruit Co., Ltd.

増加の背景

少子高齢化による労働力人口の減少があり、「若手がほしい」これは難しい状況になっております。そのため、ミドル層をターゲットにして採用活動をしている企業様も増えてきております。そのため、ミドル層も転職活動がしやすくなり、活発化しているのだと考えられます。

ミドル層採用の目的は事業変革のために豊富な知見・経験を持つ人材を求めていることが挙げられます。リクルートエージェントのデータ分析でも、40代・50代の転職者数の伸びが全体よりも大きいことが示されています。(c) Recruit Co., Ltd.

経験の棚卸しの重要性

ミドル世代の転職において「経験の棚卸し」が重要であると述べていらっしゃいます。特に、過去10年以上の経験を振り返り、困難にどう立ち向かってきたのか、どう乗り越えてきたのかを(リーマンショックやコロナ禍などの大きな変化がありました。)整理することが肝のようです。

会社としても、そこをどう評価していくのかが肝となってくることでしょう。

まとめ

近年、若手採用の難しさが叫ばれる一方で、40代〜50代の“即戦力”人材の流動性が大きく高まっています。
「若手は採れない」「中堅社員が辞める」と悩む地方中小企業にとってこそ、今こそ“経験人材”に目を向けるべき時代です。

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